IUPC理事長 境 賛三(さかい さんぞう)

京都山科・一燈園に生まれる。1965年青山学院大学文学部英文学科卒業、同年中京高校に英語教諭として就職する。
1967年米国マサチューセッツ大学アマースト校にて英語教育学を研究
1968年、ワシントンD.C.のアメリカン大学大学院教育学研究科に入学し
1971年に同大学院で教育学修士号を取得する。またその間、院生として研究を続ける一方、ワシントンD.C.にある日本国大使館(経済部)にも籍を置き、
1971年まで4年間、国際外交の実態と日米経済交渉について学ぶ。
1971年、中京大学文学部英文学科に講師として着任し、助(准)教授、教授を歴任する。1986年より米国マサチューセッツ大学ボストン校にて開始した中京大学海外研修科目「アメリカン・セミナー」の実施責任者を務め、1996年に同校と姉妹校として、学術交流協定締結の任に当たる。英文学科長を3期6年務める。
2000年、文学部英文学科を改組し、国際英語学部を開設する準備委員会のリーダーとなり、文科省への折衝を開始。2001年に念願の国際英語学部を設立し、初代学部長となる。学部長を2期4年務める。2008年、大学院国際英語学研究科を創設すると同時に、初代研究科長となり、2期4年務める。特に、海外研修プログラムの充実に専念し、アメリカ、シンガポール、オーストラリア、イギリスなどの大学での研修を開設。またロサンゼルス、ハワイでの海外インターンシップ科目(6週間)を開設し、外国企業、現地小・中学校での体験学習プログラムを確立する。
2011年3月中京大学を定年退職し、中京大学国際英語学部名誉教授となる。
2016年4月、引き続き幾つかの科目を学部及び大学院で担当している。
専門は、「英語科教育法」、「国際英語学の基礎」、「教育実習」など英語教育学分野である。
今なお、興味を持っていることは、 国際英語理念に基づく英語教育学。加えて、国際理解教育、主に海外における教育研究機関や企業などとの連携による学習体験プログラムの開設とその運営などである。

IUPC副理事長 Gary French

アメリカ出身。
1994年 Bowling Green State Universtiy (U.S.A.), TESL(Teaching English as a Second Language) 修士号を取得。
1995年 The Monterrey Institute of Technology and Higher Education (Mexico) にて英語講師。
1996年~2000年 愛知学院大学、南山大学にて講師。
2001年~2014年 中京大学の准教授を務め、中京大学での13年間で、アメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポールでの大学生のための「英語学習プログラム」を運営。専門は「異文化コミュニケーション」と「第二言語としての英語指導」。日本での在住、英語指導の経験は合計19 年。「英語を学習する日本人にとって、どのような指導法が必要か」を熟知し、日本人にとって最も効果的な指導カリキュラムを作ることが出来ます。
2014年春にNASTの代表取締役に就任。現在、カナダ在住。

IUPC理事 山見 由紀子(やまみ ゆきこ)

埼玉県出身。1986-1987年埼玉県川越女子高校在学中、アメリカ・イリノイ州へ一年間の高校留学。1993年早稲田大学第一文学部卒業、東レ株式会社国際部に勤務。中国の工場立ち上げ事業に携わる。アジア各国からの要人や研究生の受け入れを担当。
1998年東京から名古屋へ移住、1999-2000年小学校英語の講師として名古屋市公立小学校(4校)に勤務。2001年出産後に母親仲間と名古屋市緑区にて「親子英語サークル」開設、母親が子供と一緒に英語を学ぶ楽しさを提供したいと12年間で300人以上の親子と英語活動を行った。2007年子供英語教室Yamami English School(山見英語教室)を開設。
2013年4月“英語教育は早ければ早いほどいいのか”という長年抱いてきた疑問を研究したいと、中京大学国際英語学研究科修士課程(大学院)入学。早期英語教育、第二言語習得論、国際英語学研究を行う。修士論文テーマは「Japanese parental beliefs about language learning(日本の親の英語教育に対する認識)」。
2015年4月より名古屋外国語大学、椙山女学園大学の英語講師(英語スピーキング、ライティング、子供英語演習、小学校英語法を担当)。2016年2月NPO法人国際理解協力推進協議会(IUPC)の理事。Yamami English School(山見英語教室)主宰。